秋明菊

彼は私を
いろんな人に紹介して
いろんな人に自慢してた。

ありがとう‥‥。

私は
彼の期待に応える事が
唯一の愛情表現だった。

彼に
辛い姿を見せなかったのが
良かったのか悪かったのか
未だに分からない。


でも
私は満足していたのかもしれない。
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