守れなくて、ごめん

でも、やっぱり
分からないことだらけだよ



あの日、

あたしを包んだ風は

あなたでしょ?



閉まっているはずの
寝室の窓から
流れ込んだ夜風





「ありがとう」





確かに聞こえたんだ
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