嘘恋
「午後はやらないの?」
沙織が朋久に聞いた。
「やらないと、おわらなくなるからさ、やるよ〜」
「…手伝うよ」
「ホント?助かる、ありがとう」
朋久は、少し休んだら 始めようと 言うと、縁側へ出て タバコを吸っている。
「じゃあ、あたしは邪魔しないね〜」
「えー?!手伝うでしょ普通?!」
「んな、野暮な………アハハ。ふたりきりのほうがいいでしょー」
「ただやりたくないだけだろ」
千恵は、べー と 舌を出した。
少しして、朋久と沙織は 裏庭へ回る。
「よし、じゃあ、やるか」
「なにしたらいい?」
「のこぎり使える?」
「うん、使えるとおもう」
朋久は、角材を適当でいいから 50センチでカットしてくれと言う。
「ゆっくりでいいから、手きるなよー」
軍手を渡された。
「ねー。テレビ置く台みたいのつくりたい!」
「いいよー。じゃあさ、それいいから、どんな感じか描いて!」
沙織は手書きで 大体の枠ぐみを 考える。
50センチ四方くらいで ハートの形をした 台。
2段にして DVDを置くスペースも作ろう。
「できた?」
朋久がノートを覗く。
「うーん、こんな感じ」
「ラブリーだなー。アハハ」
朋久は沙織のスケッチに 手を加えて行く。
「よし、こんなかんじか?」
プチ設計図。
朋久が手を加えたら それらしく見えるから 不思議だ。
「かわいい、すごい」
「すごくないけど、なんか忘れてるぜ?」
「なに?」
「お願いしますだよ。笑」
「あ。お願いします」
「足りない」
朋久は なにか 企んだ顔をして タバコを吸う。
「なに?」
「名前つけて、ちゃんとゆってみ?」
「…お願いします。…浅野さん…」
朋久はタバコの煙を沙織に吹き掛ける。
沙織はゲホゲホしながら…
「ヒドイ、ん、煙たい」
朋久の腕を叩いた。
沙織が朋久に聞いた。
「やらないと、おわらなくなるからさ、やるよ〜」
「…手伝うよ」
「ホント?助かる、ありがとう」
朋久は、少し休んだら 始めようと 言うと、縁側へ出て タバコを吸っている。
「じゃあ、あたしは邪魔しないね〜」
「えー?!手伝うでしょ普通?!」
「んな、野暮な………アハハ。ふたりきりのほうがいいでしょー」
「ただやりたくないだけだろ」
千恵は、べー と 舌を出した。
少しして、朋久と沙織は 裏庭へ回る。
「よし、じゃあ、やるか」
「なにしたらいい?」
「のこぎり使える?」
「うん、使えるとおもう」
朋久は、角材を適当でいいから 50センチでカットしてくれと言う。
「ゆっくりでいいから、手きるなよー」
軍手を渡された。
「ねー。テレビ置く台みたいのつくりたい!」
「いいよー。じゃあさ、それいいから、どんな感じか描いて!」
沙織は手書きで 大体の枠ぐみを 考える。
50センチ四方くらいで ハートの形をした 台。
2段にして DVDを置くスペースも作ろう。
「できた?」
朋久がノートを覗く。
「うーん、こんな感じ」
「ラブリーだなー。アハハ」
朋久は沙織のスケッチに 手を加えて行く。
「よし、こんなかんじか?」
プチ設計図。
朋久が手を加えたら それらしく見えるから 不思議だ。
「かわいい、すごい」
「すごくないけど、なんか忘れてるぜ?」
「なに?」
「お願いしますだよ。笑」
「あ。お願いします」
「足りない」
朋久は なにか 企んだ顔をして タバコを吸う。
「なに?」
「名前つけて、ちゃんとゆってみ?」
「…お願いします。…浅野さん…」
朋久はタバコの煙を沙織に吹き掛ける。
沙織はゲホゲホしながら…
「ヒドイ、ん、煙たい」
朋久の腕を叩いた。