嘘恋
「同情でも、いいやって…。思ってた」


涼子は 淡々と話しを続けた。


「好きだった。同情で付き合ったわけじゃなかった…。ずっと涼子のこと守ってくことが俺の幸せだとおもった」


朋久も、正直に いままでの気持ちを打ち明けた。

「だけど、違うんだね…」

朋久は涼子のことばに 頷いた。


「ゴメン」


涼子は支度をすると 部屋をでていった。



『もう、好きにしたらいい』


最後 涼子が 朋久に言った言葉。



朋久は 沙織に 電話をした。





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