嘘恋
沙織は、入学式に向かっていた。
夜の間にあった 朋久からのメッセージ…
大学についてから 沙織は朋久に電話をした。
『もしもし?』
「ゴメンね、昨日寝ちゃった…」
『うん、そうかなーと思ってたよ。入学式、終わったら、会える?』
「うん、12時くらいには終わると思う」
『じゃあ、あのベンチあたりにいるよ』
「うん、わかった」
『いってらっしゃい』
沙織は式場へ 入る。
朋久は、渋谷へ向かう。
渋谷。
東急デパートのなかの ジュエリー店。
「いらっしゃいませ、贈り物ですか?」
朋久と同い年くらいの 店員が近寄ってきた。
「そう。どんなのがいいかな」
「おいくつくらいですか?」
「18かな」
「こんな感じはいかがですか?」
ピンクゴールドのプチネックレス。
「かわいいねー。うん。これピアス揃いますか?」
朋久はそのネックレスとお揃いのピアスを買った。
つぎに花屋で、花束を作る。
途中、こばらが空いた。
ファーストフードに入る。
「これのセット」
「涼子、あれ浅野くんじゃない?」
「…そうだね」
涼子は友達と買い物に 来ていた。
「あたし先座ってるね」
涼子は、朋久の背中を叩く。
「涼子…」
朋久の手には ジュエリー店の袋と花束。
涼子はその姿を見て。
「まぁ、頑張って。じゃあ」
朋久は頷いた。
喫煙席へ座る。
涼子は 禁煙席へ向かった。
朋久は ハンバーガーを かぶりつく。
あと 数時間後。
また 新しい日々が 始まる…
かもしれない。
夜の間にあった 朋久からのメッセージ…
大学についてから 沙織は朋久に電話をした。
『もしもし?』
「ゴメンね、昨日寝ちゃった…」
『うん、そうかなーと思ってたよ。入学式、終わったら、会える?』
「うん、12時くらいには終わると思う」
『じゃあ、あのベンチあたりにいるよ』
「うん、わかった」
『いってらっしゃい』
沙織は式場へ 入る。
朋久は、渋谷へ向かう。
渋谷。
東急デパートのなかの ジュエリー店。
「いらっしゃいませ、贈り物ですか?」
朋久と同い年くらいの 店員が近寄ってきた。
「そう。どんなのがいいかな」
「おいくつくらいですか?」
「18かな」
「こんな感じはいかがですか?」
ピンクゴールドのプチネックレス。
「かわいいねー。うん。これピアス揃いますか?」
朋久はそのネックレスとお揃いのピアスを買った。
つぎに花屋で、花束を作る。
途中、こばらが空いた。
ファーストフードに入る。
「これのセット」
「涼子、あれ浅野くんじゃない?」
「…そうだね」
涼子は友達と買い物に 来ていた。
「あたし先座ってるね」
涼子は、朋久の背中を叩く。
「涼子…」
朋久の手には ジュエリー店の袋と花束。
涼子はその姿を見て。
「まぁ、頑張って。じゃあ」
朋久は頷いた。
喫煙席へ座る。
涼子は 禁煙席へ向かった。
朋久は ハンバーガーを かぶりつく。
あと 数時間後。
また 新しい日々が 始まる…
かもしれない。