アイノイロ




彼に恋い焦がれてた、あの日々に。


彼もあたしに恋い焦がれてた偶然。





あたしにとって、初めての一目でコイコガレた日々。






「とりあえず、名前教えて下さい。」

「清水 未稚夜[シミズミチヤ]」




そして今、あたしは願う。



「そんなんよりちゅうしたい。」
「馬鹿っ!」



キミがあたしにとって最後の、コイコガレた人になってほしいと。








(意外と馬鹿な人だったけど、好きは止まらないものなのね)









< 10 / 11 >

この作品をシェア

pagetop