Lemon Drop
『え!?そうだったの〜!?』



信じられない・・・



「普通ね、高校生の男子だったらそういう意味だよ?」


でも、それだったら・・・


時々、買い物とか付き合ってって言われたのは・・・


私の自惚れじゃなかったら・・・こ、告白だったの〜?


でも、私、背だって小さいし・・・


髪だって変な色してくせっ毛だし・・・


語尾だってつい伸ばしちゃうんだよ〜?



そんな私が・・・?




緑は私の考えてることがわかったみたい。


「そうだよ、たぶん全部告白だよ」



『知らなかった・・・。』



私の言葉に緑はちょっと怒った。



「あのね?七香が超天然なのは知ってるけど・・・告白はすごい大変なことなの」



『うん・・・』



「だから、」

「今度はちゃんと聞いてあげな?」



『うん』



私は緑の目を見て真剣に答えた。
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