Lemon Drop
その頃の私はとても誰かに気を許すことなんて出来なくて・・・友達もいなかった。


1人家の近くの海で遊ぶことが毎日の日課になっていた。


家にいても誰もいなかった。

最初は少しでも淋しさを紛らわそうと海に行った。


だけど・・・広い海を見ていると余計に自分が一人ぼっちに思えてきて・・・


私は次第に海が大嫌いになっていた。


それでもどうしてか海に行くことはやめられなかった。




−あなたに出会うためだったのかな・・・?
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