Lemon Drop
私のお気に入りの場所は
校舎と校舎に挟まれたところにある中庭。
その中央にある木の陰が特にお気に入りだ。
本当は木の上に登ってみたいんだけど・・・
やっぱりそれはちょっと怖いし・・・
それに上だと角度によっては教室にいる生徒に見られちゃうし・・・
悶々と考えながら私はその木陰にたどり着いた。
しかし、そこには先客がいた。
しかも男子生徒だった。
見慣れない青の校章・・・。
あ、2年生か〜!
随分ぐっすり眠ってるなぁ〜
そんなことを思ってると・・・
パッと目の前の上級生の目が開いた。
焦って私が何か言おうとしたら
「・・・誰?」
上級生が先に口を開いた。
眠っていたから気付かなかったけど・・・
この人すごくカッコイイ・・・
すらりと伸びた手足に、スッと通った鼻筋、
くっきりとした二重の澄んだ薄い茶色の瞳に、長いまつげ。
光りに照らされて透けるような茶色の色合いの髪の毛。
きっとモテるんだろうなぁ・・・。
私は思わずドキってしてしまった。
でも・・・どこかで会ったことのあるような・・・
校舎と校舎に挟まれたところにある中庭。
その中央にある木の陰が特にお気に入りだ。
本当は木の上に登ってみたいんだけど・・・
やっぱりそれはちょっと怖いし・・・
それに上だと角度によっては教室にいる生徒に見られちゃうし・・・
悶々と考えながら私はその木陰にたどり着いた。
しかし、そこには先客がいた。
しかも男子生徒だった。
見慣れない青の校章・・・。
あ、2年生か〜!
随分ぐっすり眠ってるなぁ〜
そんなことを思ってると・・・
パッと目の前の上級生の目が開いた。
焦って私が何か言おうとしたら
「・・・誰?」
上級生が先に口を開いた。
眠っていたから気付かなかったけど・・・
この人すごくカッコイイ・・・
すらりと伸びた手足に、スッと通った鼻筋、
くっきりとした二重の澄んだ薄い茶色の瞳に、長いまつげ。
光りに照らされて透けるような茶色の色合いの髪の毛。
きっとモテるんだろうなぁ・・・。
私は思わずドキってしてしまった。
でも・・・どこかで会ったことのあるような・・・