Lemon Drop
目覚め-Side 陽-
左肩に心地よい重みを感じる・・・
なんか安心する。
−キーンコーン・・・−
1限目のチャイムが聞こえる・・・。
そろそろ起きないとな。
これ終わりのチャイムだし。
そこまで考えて目を開いたら隣に七香がいた。
久々によく眠れたな・・・
起こした方が・・・良いよな・・・。
「・・・七香」
何度か呼び掛けてもなかなか起きない。
そうとう眠り深いんだな。
てか、白い肌にクルクルした長い栗色の髪、
目閉じてるから長いまつげの影が出来てて、
小さい顔・・・
なんか作り物みたいだ。
少し俺が揺するとようやく起きた。
『・・・ひ・・・の先輩?』
ぼーっとしてるなぁ・・・
見てておもしろい。
俺が黙ってると七香は
『うわっ、すみません!
つい、よっかかっちゃって・・・』
て、慌てて離れた。
顔、真っ赤だなぁ・・・
なんか・・・可愛い・・・
別によっ掛かっててよかったのに。
「平気。2限目始まるし行く?」
俺がそう言うと七香はちょっと残念そうにした。
『そうですね〜・・・』
木の下に降りたら思い出したように七香が言った。
なんか安心する。
−キーンコーン・・・−
1限目のチャイムが聞こえる・・・。
そろそろ起きないとな。
これ終わりのチャイムだし。
そこまで考えて目を開いたら隣に七香がいた。
久々によく眠れたな・・・
起こした方が・・・良いよな・・・。
「・・・七香」
何度か呼び掛けてもなかなか起きない。
そうとう眠り深いんだな。
てか、白い肌にクルクルした長い栗色の髪、
目閉じてるから長いまつげの影が出来てて、
小さい顔・・・
なんか作り物みたいだ。
少し俺が揺するとようやく起きた。
『・・・ひ・・・の先輩?』
ぼーっとしてるなぁ・・・
見てておもしろい。
俺が黙ってると七香は
『うわっ、すみません!
つい、よっかかっちゃって・・・』
て、慌てて離れた。
顔、真っ赤だなぁ・・・
なんか・・・可愛い・・・
別によっ掛かっててよかったのに。
「平気。2限目始まるし行く?」
俺がそう言うと七香はちょっと残念そうにした。
『そうですね〜・・・』
木の下に降りたら思い出したように七香が言った。