Lemon Drop
懐かしい記憶
-Side 陽-
学校から家に帰ると
俺より先に双子の妹、愛が帰ってきてた。
「あ、陽ちゃんお帰り〜」
「ただいま」
俺達の両親はまだフランスに住んでいる。
いずれ帰ってくるらしいけど・・・
俺達には日本で高校生活を
送ってほしいらしい。
両親いはく、
俺達は子供のときから
フランスに住んでたから
日本の良さを
わかってないらしい・・・
だから行け!と。
そんな立派なことを
言ってたけど
“日本の良さ”
とか言って自分達は
フランスを気に入って
住み続けてるし・・・
ちょっと矛盾してる
気がする・・・
大方2人で
ゆっくりしたかったんだろう。
全く迷惑な奴らだ・・・
まぁそのおかげで七香に
会えたんだけどさ・・・
しょうがないから
俺と愛は日本に帰ってきて
学校に近いマンションに
引っ越した。
愛は早起きとか別に平気だけど
近くないと俺は遅刻するからな・・・
完全に。
あ、そういえば愛に聞きたいことがあったんだ。
俺は雑誌を読んでいた愛に話し掛けた。
「あのさ、愛」
「何ー?陽ちゃんが話し掛けるなんて珍しいね!」
愛は顔を上げてこっちを見て言った。
失礼な奴だ。
俺より先に双子の妹、愛が帰ってきてた。
「あ、陽ちゃんお帰り〜」
「ただいま」
俺達の両親はまだフランスに住んでいる。
いずれ帰ってくるらしいけど・・・
俺達には日本で高校生活を
送ってほしいらしい。
両親いはく、
俺達は子供のときから
フランスに住んでたから
日本の良さを
わかってないらしい・・・
だから行け!と。
そんな立派なことを
言ってたけど
“日本の良さ”
とか言って自分達は
フランスを気に入って
住み続けてるし・・・
ちょっと矛盾してる
気がする・・・
大方2人で
ゆっくりしたかったんだろう。
全く迷惑な奴らだ・・・
まぁそのおかげで七香に
会えたんだけどさ・・・
しょうがないから
俺と愛は日本に帰ってきて
学校に近いマンションに
引っ越した。
愛は早起きとか別に平気だけど
近くないと俺は遅刻するからな・・・
完全に。
あ、そういえば愛に聞きたいことがあったんだ。
俺は雑誌を読んでいた愛に話し掛けた。
「あのさ、愛」
「何ー?陽ちゃんが話し掛けるなんて珍しいね!」
愛は顔を上げてこっちを見て言った。
失礼な奴だ。