Lemon Drop
-Side 七香-
よ、陽先輩が私があげたおかず食べてるよ〜!
お弁当はお母さん家にあんまりいないから私が作ってるんだけど・・・
・・・そのせいでよく遅刻しそうになる。
口に合わないとイヤだなぁ〜。
うぅ・・・陽先輩何も言ってくれないよ〜!
・・・おいしくないのかなぁ?
私が1人で色々考えながら陽先輩にお弁当をあげていると
あっという間になくなってしまった。
すると突然陽先輩が私に
「百面相」
って言った。
『そ、そんなことないですよ〜!』
私がさっきまでの自分を思い浮かべて、
心当たりはあるものの必死に否定すると・・・
陽先輩は少し笑ってた。
あ、笑ってる・・・
陽先輩の笑った顔ってステキだなぁ〜
とかつい思ってしまった。
「・・・おいしかった。
七香の手作り?」
その陽先輩の言葉に私はびっくりした。
『は、はい。そうです。
どうしてわかったんですか?』
私が不思議そうに聞くと陽先輩は目を閉じて
私を抱きしめながら木にもたれて
「なんとなく」と言った。
あ、陽先輩眠そう・・・
ま、待って?
この体勢って・・・
いわゆる「だっこ」だよね・・・?
お弁当はお母さん家にあんまりいないから私が作ってるんだけど・・・
・・・そのせいでよく遅刻しそうになる。
口に合わないとイヤだなぁ〜。
うぅ・・・陽先輩何も言ってくれないよ〜!
・・・おいしくないのかなぁ?
私が1人で色々考えながら陽先輩にお弁当をあげていると
あっという間になくなってしまった。
すると突然陽先輩が私に
「百面相」
って言った。
『そ、そんなことないですよ〜!』
私がさっきまでの自分を思い浮かべて、
心当たりはあるものの必死に否定すると・・・
陽先輩は少し笑ってた。
あ、笑ってる・・・
陽先輩の笑った顔ってステキだなぁ〜
とかつい思ってしまった。
「・・・おいしかった。
七香の手作り?」
その陽先輩の言葉に私はびっくりした。
『は、はい。そうです。
どうしてわかったんですか?』
私が不思議そうに聞くと陽先輩は目を閉じて
私を抱きしめながら木にもたれて
「なんとなく」と言った。
あ、陽先輩眠そう・・・
ま、待って?
この体勢って・・・
いわゆる「だっこ」だよね・・・?