Lemon Drop
『もしかして、緑、私が起きるまで・・・待っててくれたの?』


ま、まさかね〜


「べっ、別に私はやり残したコトがあっただけよ!」



待っててくれたんだ・・・
緑、照れてる・・・
しかも、片手に本持ってるよ〜
暇だったんだろうなぁ〜


私、1回寝たらなかなか起きないんだよね・・・


うー、なんかすごくうれしい!


『緑、大好き〜!!』


思わずすごく笑って抱き着いちゃったよ〜!


「わ、もう・・・早く帰るよ」



『うん!』


2人で昇降口に向かいながら私はさっき見た夢について緑に話した。
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