Lemon Drop
-Side 緑-
−・・・次の日の朝
七香は珍しく遅刻ギリギリでもなく教室の自分の席に着いていた。
でも・・・ぼーっとしていて七香にしては元気がなかった。
見兼ねた私は七香の背中を軽く叩いて声を掛けた。
「な〜な〜か!
何、ぼーっとしてんの?!まだわからないじゃない!」
そう言う私に七香は力無く答えた。
『・・・もういいよ。私は大丈夫だよ〜?』
七香無理して笑ってる・・・
「ちょっと七香外行こう?」
私は七香を外へ促した。
全然大丈夫じゃないよ!
そんなにぼーっとして辛そうにして・・・
女の子と歩いてたからって日野先輩の彼女とは
限らないでしょ−?!
なのに七香は決めつけて・・・
もう!私が言ってやんなきゃ。
屋上に出た途端に私は七香に言った。
「七香!しっかりしなよ!!本人に直接聞いたらいいじゃない」
しかも・・・日野先輩って双子の妹さんが同じ学年にいるからその人かもしれないでしょ?
って言おうとしたら
『緑!』
突然七香が大きい声を発した。
「な、なによ?」
私はちょっと慌てた。
だって日頃から七香は絶対に怒ったりしないから・・・
七香は珍しく遅刻ギリギリでもなく教室の自分の席に着いていた。
でも・・・ぼーっとしていて七香にしては元気がなかった。
見兼ねた私は七香の背中を軽く叩いて声を掛けた。
「な〜な〜か!
何、ぼーっとしてんの?!まだわからないじゃない!」
そう言う私に七香は力無く答えた。
『・・・もういいよ。私は大丈夫だよ〜?』
七香無理して笑ってる・・・
「ちょっと七香外行こう?」
私は七香を外へ促した。
全然大丈夫じゃないよ!
そんなにぼーっとして辛そうにして・・・
女の子と歩いてたからって日野先輩の彼女とは
限らないでしょ−?!
なのに七香は決めつけて・・・
もう!私が言ってやんなきゃ。
屋上に出た途端に私は七香に言った。
「七香!しっかりしなよ!!本人に直接聞いたらいいじゃない」
しかも・・・日野先輩って双子の妹さんが同じ学年にいるからその人かもしれないでしょ?
って言おうとしたら
『緑!』
突然七香が大きい声を発した。
「な、なによ?」
私はちょっと慌てた。
だって日頃から七香は絶対に怒ったりしないから・・・