Lemon Drop
「七香わかりやすいし。まぁ信じるのは勝手だけどさ、」


「そんなんじゃ一生彼氏できないよ?」


緑の目がちょっと真剣だ。

うー・・・だってやっぱりもう一度会いたいんだもん・・・



『か、彼氏が出来ないのはそのせいじゃないもん!』

『ほ、ほら私可愛くないし〜!』



私は言いながら昇降口を出た。


緑も後から出てきたけど・・・
なんだろ?

私を見てため息ついてる・・・

顔に何かついてるかなぁ?


『・・・?』
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