幼なじみ【完結】
「おはよー」

ちょっと照れくさい

「珍しっ、沙織が早い」

「ひどっ!」

「嘘じゃないだろ?」

「そうだけどさ~」

学校に向かいながら隼人にきいてみた


「隼人って歩くの遅い?」

「はぁ?」

「だって、私と変わらないもん」

「当たり前!お前にあわせてやってんの」

「嘘!?」

「俺、普通に歩いたらコレぐらい」

あっという間に30メートルぐらい距離が空いた

合わせてくれてるなんて気が付かなかった


< 42 / 95 >

この作品をシェア

pagetop