幼なじみ【完結】
「落ち着けって。沙織、焦らなくていいから。わからなくても、沙織が俺にそばにいてくれって思っててくれたら俺は満足なんだから」

「今はワカンナイ…ひとりにして?」



静かに隼人は出て行った




クソッ
家に戻り、隼人はぶつけようのない怒りを壁に拳でぶつけた

桜井がメールの差出人

メアドを変えるとか捨てアドを使うとかしてくれりゃ良かったのに


俺は携帯を取ると桜井に電話をかけた


『…もしもし、隼人くん?』


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