何度でもなんどでも
弐・恋はうたかた
あれは間違い。


二度も起こることはない、って思ってたのに…。


それは翌日の昼休み。


「キャー!佑サマ〜!」



廊下の方で甲高い女子の声がして、一瞬静かになったかと思ったら…


「倉吉実桜さん、お客さ〜ん」



て……。



嫌な予感的中!



ニコニコ笑う佑とその周りのこわーい女子。



ハハハ…。


勘弁して〜!

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