何度でもなんどでも

ごめん。



ごめん。



元・・・。




だけど、



私の名前を呼んで追ってきてくれた佑に



私はやっぱり



私の体はまるごとむいていってしまう。




華子、だから?


幹太、だから?








お昼に見た


二人の笑顔が頭の中をぐるぐるする。




一番、情けないのは私。


中途半端なのも。




降り止みかけた雨の中私は流れる涙を止めることがしばらく出来なかった。




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