何度でもなんどでも
廊下を走りながら
ヒロの言葉が頭の中で何度も繰り返される。
「見回りしてるときに、つんであった機材が落ちてきて・・・やばいかもしれない」
佑・・・っ!
ダメ。いなくなったりしないで。
佑。
他の誰といてもいい。
あなたが笑ってれば、
そこにいてくれるだけでいいから。
佑。佑。
あなたが誰の生まれ変わりでももういいから。
もう誰だっていいの。
佑
どこにもいかないで・・・・・・!
・・・幹太さん、華子さん、彼を守ってください。