青い光と影の路~2青い瞳から見える未来への階段
車の中で悠生と美菜を待った


「サキ、ごめんな一緒に帰れなくて」


‘うんん。達哉忙しいから’


「いや…親父1人にしたら何話すかわからない、監視しとかないとな」


「サキ…」


片手を腰にまわし、もう一方の手をサキの指と絡める


「離れたくないな」

‘達哉…私も…寂しい’


「そんな顔するな
帰したくなくなる」

(コンコン)
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