青い光と影の路~2青い瞳から見える未来への階段
サキは学食で食事をしてた


親しい友人もいなかったから


窓際の隅のテーブルがいつもの場所だった


食事をしながら本を読む


周りの人からは
近寄りがたい男と
思われていた


しかしその中性的な容姿


長身で、なびく黒髪の奥には大きな瞳
細身のジーンズが良く似合い


その姿に振り向く人達は多かったが


独特の雰囲気で近寄れる人はいなかった
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