シャンゼリゼで待ち合わせ
5th avenue
☆
こうして無事、出発ゲートに来た私がソファに座ろうとすると、ポケットの中の携帯が鳴った。
よいしょ、と座って、携帯を開くと、液晶画面には、やたらと長い番号が表示されている。
たぶん、祐太からの国際電話だ。
あわてて通話ボタンを押した。
「もしもーし」
『怜奈?』
やっぱり祐太だ!
「祐太、空港着いたよ!ねえねえ聞いて、ケーキ屋の店長が…」
『あー怜奈ごめん、急いでるんだ。ちょっといい?』
「え、どうしたの?」
こうして無事、出発ゲートに来た私がソファに座ろうとすると、ポケットの中の携帯が鳴った。
よいしょ、と座って、携帯を開くと、液晶画面には、やたらと長い番号が表示されている。
たぶん、祐太からの国際電話だ。
あわてて通話ボタンを押した。
「もしもーし」
『怜奈?』
やっぱり祐太だ!
「祐太、空港着いたよ!ねえねえ聞いて、ケーキ屋の店長が…」
『あー怜奈ごめん、急いでるんだ。ちょっといい?』
「え、どうしたの?」