まさかまさかのメイド様!?
密会


大樹と駅で10時に待ち合わせ。


ふぅ、間に合った。



「奈央っ!」

大樹が先に待っていた。



「お待たせ。ごめんね。」

「よし、行くか!」

大樹はあたしの手を握ってきた。

それを無意識に払ってしまった。




「あっ、ごめん…
俺たち付き合ってないしな。」


「いや…うん。」


「行こうか。」

大樹が先に歩きだした。




< 108 / 161 >

この作品をシェア

pagetop