まさかまさかのメイド様!?


「じゃ、あたしたちは先に戻ってるから。」


そう言って美優さんたちは先に帰った。




あたしは拓海の方に寄り、

抱きついた。



「…ばか。
拓海が死んじゃったらどうしよう
って本気で思ったんだから!」


「ごめん。
いってぇ…俺、右足骨折したんだから」


「あっごめん。」


「だから暫くお世話が大変だな。
メイドさんは。」

拓海はいやな笑い方をしながら言った。




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