まさかまさかのメイド様!?


…さっき大樹と会ってたこと…

言わなきゃだよね…。



「拓海あのね!…」


あたしがいきなり話を切り出したので

拓海は若干驚いている。



「今日遊んだ人、大樹なの…
別に好意を持って遊んだんじゃなくて…」


「じゃあなんだよ。」

拓海の表情が曇った。



「“1日遊んでくれたらすっぱり諦める”
って言われたから…」


あたしも泣きそうだった。

申し訳ない気持ちでいっぱいだった。



「…っくそ!!今俺が動ければ、
殴ってんのに。」



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