まさかまさかのメイド様!?


「朝倉さん、こちらへ」

司会の人が言った。



ドキドキする…


あたしが一歩踏み出すと
周りの人たちが
一気に端に避けた。





鼓動の速さは
遅くならない

ましてや速くなる一方











あたしは拓海の前で
足を止めた。


恥ずかしくて
顔を上げられない。




< 135 / 161 >

この作品をシェア

pagetop