まさかまさかのメイド様!?


あたしの顔を挟むように
拓海の腕がある。

足もクロスされて

身動きすら出来ない。



すると拓海が顔を近付けてきた。




あと2cmで唇と唇がつく
という距離に顔を持ってきた。


え!?何?この距離…


「キスしたい?」

拓海が意地悪そうに聞いた。


「べっ、別にっ」

あたしは恥ずかしくて
恥ずかしくてしょうがなかった。


「じゃ、ずっとこのまま」

「え?それはやだ!」

「じゃあ奈央がキスして」


自己中男!



…するしか無いのかな…




< 142 / 161 >

この作品をシェア

pagetop