まさかまさかのメイド様!?


ガバッ!

「きゃあ!」


布団の中から腕が出てきて、腕を捕まれた。



「…奈央…?」

寝起きの声で拓海が喋った。



「た、拓海!?起きてたの?」

「…今、起きた。」

「そ、そうなんだ。おはよ♪」

…作り笑い。



「何?寝込みを襲いに来たの?」

「違うよ!」

「じゃあ、何?」

う…
えっと…



ここは笑うしかないっ!

「あははっ!」

「何笑ってるんだよ。
誤魔化すなよ。」




< 22 / 161 >

この作品をシェア

pagetop