まさかまさかのメイド様!?


───次の日。


「なーおー!!」

あたしがクラスに入った瞬間飛び付いてきた…



「双葉…」



拓海が隣でビックリしている。

「まじで双子みてぇ…」


隣でボソッと呟いた。




「あのさぁ、双葉お見合いするんでしょ?」

「え?うん。何で知ってるの?」
「お見合い相手、こいつのお兄さんだから。」

「へぇ〜。」



そう言って、双葉は拓海の顔をまじまじと見た。



「奈央の彼氏の伊集院拓海です。」

さわやかスマイルで拓海は笑った。



「奈央やるじゃんっ♪」

双葉はあたしを肘で突きながら言った。




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