まさかまさかのメイド様!?


──────────────
──水族館に着いた。



「拓海っ!早く行こう!」

奈央は、すごく嬉しそうな顔をして言ってきた。



「よーし!行くか!」

俺と奈央は手を繋ぎ、歩きだした。








───────────
─────────

「拓海!
11時半からイルカのショーがあるって!」


「じゃあ、最前列で見るか!」


「うん!」








──11時半。

イルカのショーが始まった。


『みなさーん!
こーんにーちはーっ!!

イルカショーの時間ですよー!』

お姉さんのこの一言でショーが始まった。




『では、みなさんの中から5人だけ!
イルカさんからほっぺにチューしてもらえまーす!

してもらいたい人ー!!』


「「「「はーい!」」」」

もちろん、あたしと拓海も手を挙げた。





『じゃあー…、まず
最前列のお二人さん!』


やったぁ!選ばれちゃった!



< 74 / 161 >

この作品をシェア

pagetop