まさかまさかのメイド様!?
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──水族館に着いた。
「拓海っ!早く行こう!」
奈央は、すごく嬉しそうな顔をして言ってきた。
「よーし!行くか!」
俺と奈央は手を繋ぎ、歩きだした。
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「拓海!
11時半からイルカのショーがあるって!」
「じゃあ、最前列で見るか!」
「うん!」
──11時半。
イルカのショーが始まった。
『みなさーん!
こーんにーちはーっ!!
イルカショーの時間ですよー!』
お姉さんのこの一言でショーが始まった。
『では、みなさんの中から5人だけ!
イルカさんからほっぺにチューしてもらえまーす!
してもらいたい人ー!!』
「「「「はーい!」」」」
もちろん、あたしと拓海も手を挙げた。
『じゃあー…、まず
最前列のお二人さん!』
やったぁ!選ばれちゃった!