流れ星のように
「有紀、昨日はごめん。」


・・・・・・・・・


「・・・ぅん。」

ほんの少しの声。本当に許してくれたかな?

それからは、有紀とはまったく話さなかった。


また、前みたいに二人で愚痴ったり、おごったり

なんかなくなって。リセットしたかのように。



――なぜ人は大切なものを失ってからきずくの?――
< 9 / 11 >

この作品をシェア

pagetop