続High☆オタクダーリン~欲しいのはキミのだけ~
急いで准の部屋へ直行して、バンッ!とドアを開けると、
取り敢えず入ってきたのは面倒そうな顔をした准。
…毎回思うけどさ、彼女が来た時ぐらい嬉しそうな顔してよ。
……そして、
「ゆ、柚ちゃん!」
「へっ?
もしかして秋お兄ちゃん!?」
もう一人、准の部屋にいたのは、久々の秋お兄ちゃんだった。
……いつも思うけど、この二人揃うと凄い。
秋お兄ちゃんは少し大人っぽくなっていて、あんまり准とは似てなくなっていたけど、やっぱり……
うん。二人共かっこよすぎ。