続High☆オタクダーリン~欲しいのはキミのだけ~
するとチラッと私を見た准は、今度は袋をチラッと見た。
「あっ、失敗はしてないからね!っていうか結構上手く書けた方で…」
「…これチョコじゃねーだろ」
……えっ?
何だ、いきなり。
「…そりゃあチョコじゃないよ。
准チョコ嫌いじゃん」
「気が変わった。
チョコを今すぐ頂戴」
そう言って手を再び出す准。
…何なの?
准何か今日絶対おかしい。
私は首を横にブンブン振った。
「ないよ。当たり前じゃん。
っていうか准、今日何か変だよ?何かあった?」