続High☆オタクダーリン~欲しいのはキミのだけ~
心配そうに見つめると、准は小さくため息をついて要約私の方へ身体を向けた。
「…そりゃあ色々あり過ぎたからだ。
今日だけで人生が大きく変わりましたとさ」
他人事のように言う准。
…それは半分くらい私のせいであるよね。
「…ごめんね」
「……別に。前からいつかはこうなるって分かってたし。
…まぁ、そのいつかが今日になるとは計算外だったけど」
そう言って准は無表情にした。
…相変わらず"計算"が好きだな。
そう思い呆れていた。