続High☆オタクダーリン~欲しいのはキミのだけ~
そうはっきりと言うと、准は露骨に嫌そうな顔をした。
…そんな性格だったか。そんな顔をしている。
…ちょっと可愛い。
しかし准はすぐにその顔を止め、ため息をついてからニヤッと笑った。
「…で、俺にチョコはないのは本当だな?」
「…へ?
当たり前じゃん。もう材料ないし…」
そう言った時だった。
グイッ!と急に引っ張られ、
「っ!!」
唇が一気に重なった。
「んっ…!ん…ファッ」
無理やり私の口の中に、准の舌が入った。
…こ、これはよく言うベロチュウじゃないか!?