続High☆オタクダーリン~欲しいのはキミのだけ~
恥ずかしさが一気に増し、無理やり准から離れようとした。
しかし……
「っん………ヒァ…」
逆に准の力は強くなるばかりだ。
ヒィィー!!
もう息が続かないよー!!
「じゅ……准…苦し…」
力を振り絞ってそう言うと、
「はいはい」
平然としながら准が言い、パッと離された。
そして准を見れば、意地悪そうにニヤッと笑った顔。
「むぅー!!
な、何でこんなことすんのー!?
クッキーあげたじゃん!!」
「チョコないっつったのお前じゃん。
…だから甘いチョコの代わりということで…」
そう言ってペロッと舌を出す准。
その仕草が何だかエロい。
「馬鹿ぁ!!」
バンッ!
めちゃくちゃ恥ずかしくなり、私は部屋を飛び出した。
「明日ちゃんとチョコ持ってこいよー」
って准が言ってたような気がした。