続High☆オタクダーリン~欲しいのはキミのだけ~
「煩い」
准は無表情で両耳を指で大袈裟に塞いだ。
「えっ!?
だって、聞き間違いじゃないよね!?
友達とかに言っても良いのって私は聞いたんだよ!?」
「ああ、分かってるよ」
必死に言う私に対して、さらりと顔色一つ変えずに言う准。
…一体どういう心境の変化で……
「あ、少し間違えたな。
確かに話しては良い。
でも、言うのはバレンタイン終わってからな」
「……へっ?」
バ、バレンタイン?
確かに後数日でバレンタインがやって来るけど………