続High☆オタクダーリン~欲しいのはキミのだけ~
「あらー、流石准君!よく分かってるぅ!
准君、勿論柚ちゃんからは貰うわよねー」
それはそれは嬉し楽しそうに母さんは言う。
ハァーっと俺は長いため息をついた。
…どーせ、そんなことだろうと思ったよ。
学校の奴等には付き合っていることは話してないが、実は親同士は知っている。
どちらの親も承認の上で付き合ってるから、特に家とかで隠す必要もない。
寧ろ、
「あーあ!
早く准君と柚ちゃん、結婚しないかしら!
あんな可愛くて良い子、いないからねー」
……これだ。