続High☆オタクダーリン~欲しいのはキミのだけ~


急いで制服に着替えて、俺はすぐさま家を出た。




…ったく。朝から疲れた。






俺は不機嫌オーラを出したまま歩いていた。




ちょうどその時、


バンッ!


「じゃあ、行って来まーす!」




こちらも上機嫌で家から出て来た奴が一人。



すると、ちょうど目が合った。





「あっ!
准お早う!」


……柚葉だ。






薄茶色のブレザーに、中には白いワイシャツ。赤いリボン。

下はちょうど良いくらいの長さのチェックのスカートに、ハイソックス。





明らかに俺の学校の女子生徒とは違う制服だ。





< 34 / 133 >

この作品をシェア

pagetop