続High☆オタクダーリン~欲しいのはキミのだけ~
急いで制服に着替えて、俺はすぐさま家を出た。
…ったく。朝から疲れた。
俺は不機嫌オーラを出したまま歩いていた。
ちょうどその時、
バンッ!
「じゃあ、行って来まーす!」
こちらも上機嫌で家から出て来た奴が一人。
すると、ちょうど目が合った。
「あっ!
准お早う!」
……柚葉だ。
薄茶色のブレザーに、中には白いワイシャツ。赤いリボン。
下はちょうど良いくらいの長さのチェックのスカートに、ハイソックス。
明らかに俺の学校の女子生徒とは違う制服だ。