続High☆オタクダーリン~欲しいのはキミのだけ~
俺の学校の女子の制服はセーラー服だから分かりやすい。
因みに俺は共学だが、柚葉の学校は女子高。
お陰で柚葉は更に自分の容姿に気付かなくなったのは無理もない。
「いやー、朝から珍しく准と会うなんてね!」
ニコッと笑い掛けながら、柚葉は隣に来てトコトコ歩く。
「そうだな。
いつも朝寝坊のお前が珍しく早いなんてな。
今日、雹でも降んじゃねーの?」
ニヤッと笑って言うと、柚葉は大きな瞳を更に大きく見開いた。
「なっ…!!
失礼ね!
朝遅くても、ちゃんと遅刻せずに行ってるわよ!」
「はいはい」