続High☆オタクダーリン~欲しいのはキミのだけ~
俺が甘い物が嫌いだなんて知ってるのは柚葉ぐらいだ。
言って女子に評価を下げられたり、毎年のこの大量が来なくてもつまらないしな。
取り敢えずスクール鞄に詰めて俺は教室へと向かう為に歩き出した。
「おいっ!
准、俺の存在を無視すんな!!」
「…君、誰だっけ?」
「笑顔でさらっと酷いこと言うな!!」
さっきちょっかいを掛けてきた奴――
一応この学校で一番仲の良いこいつは大和(ヤマト)。
染めた茶色の無理やり立てた髪。耳にはピアスが一つ。
この学校は規則とかは別に厳しくないからこういう奴が多いが、その中でも大和は大分容姿は良い方。