続High☆オタクダーリン~欲しいのはキミのだけ~
…ふーん。つまりは
「シスコンか」
「そうそう。
……って違ぇ!!
とにかく!
姉貴の占いは良く当たんの!
だからきっと新たなる出会いが!」
「ふーん。頑張ってな」
「何で棒読みなんだよ!!
最低だなお前!!」
そう言って大和が拳を上げた時、
キーンコーンカーンコーン……
ガラッ!
「HR始めるぞー。
こらそこ喧嘩しなーい。HR始まるから席着けよー」
なげやりセンコーの一言で、平常心を取り戻した大和は取り敢えず俺に謝り、自分の席に戻った。
…まさか、大和の姉貴の占いが当たるとは。まさか知る訳もない。