続High☆オタクダーリン~欲しいのはキミのだけ~


「何で俺が半年振りに来たのに、呼ばせなくするんだよ!!」


怒りをバンッ!と壁にぶつけ、力説を始める兄貴。




……いや、まだ言ってねーし。




そんなツッコミを心の中でした時だった。







バンッ!


「准!准!
秋(シュウ)お兄ちゃんが帰って来たって本当なの!?」



おもいっきりドアを開けて、高い大声で入って来た奴。






腰くらいまである茶色がかった長いストレートの黒髪。

ぱっちりとした大きな瞳。長い睫毛。

整った小さな可愛い容姿。


150もない小柄な背丈。





< 5 / 133 >

この作品をシェア

pagetop