続High☆オタクダーリン~欲しいのはキミのだけ~
さらりと顔色一つ変えずに言うと、大和はカチンときたような顔に変えた。
「お前なっ!
俺は馬鹿じゃない!
っていうか俺の話聞けよ!」
「…あー?
お前何の話してたっけ?」
「俺はさっきのあの騒いでた奴のこと言ってたんだよ!
人の話ぐらいちゃんと聞けーっ!!」
そう大声で言い終えると、大和は肩でハァハァと息をした。
…別にそこまでムキになって言う程の内容じゃねーだろ。
「あーっ!確かにねーっ!
何であいつ騒いだ訳?
ていうか美少女とか!!」
「アハハハ!
夢でも見てたんじゃない!?」