続High☆オタクダーリン~欲しいのはキミのだけ~
大和の大声がクラスに響いたせいか、周りにいたクラスの女子達もその話題に触れてきた。
…確かに。
俺の席からじゃよく見えなかったが、そんな奴いたか?
「でも西南って言ってたよ!?」
「西南ってさー、確かここから一番近くにあるお嬢様女子高だよねー」
「そうそう!
でも確かに、あそこには美人とか美少女とかいそうだねー」
「宝庫じゃん!」
ギャハハハ!と騒ぐ女子達。
…まぁ、お前等よりはまともな奴がいるんじゃね?
とは言わねーけどな。
「なー、准っ!
早く帰ろうぜー!」
グイグイと制服を引っ張ってきた大和。
「ウザい。
一人で帰れ」
引っ張ってきた手をバチンと叩いた。
そんな茶番事をしていた
………その時