続High☆オタクダーリン～欲しいのはキミのだけ～

…………はぁ？


そんな顔をクラス全員がした気がする。




全員が睨みを凝らしてそいつを見ると、そいつは冷や汗を流しながら語った。



「いや、だから！


本当に校門の前に西南の美少女がいるんだって！！




職員室で説教されてる時にさ！
説教話聞かないで校門の前ずっと見てたんだよ！職員室からが一番見易いから！



…そしたらやっぱり見間違いじゃなかった。

近くで見ると更に可愛いっていうか人形みたいな…」



そして思い出したのか、ニヤニヤし始めた。




全員が聞き終わると共に一斉にため息をついた。


…つーか説教ぐらい聞けよ。