続High☆オタクダーリン~欲しいのはキミのだけ~
この誰が見ても美少女(しかし本人は自覚なし)こそ……
「ゆ、柚ちゃん!」
「へっ?
えっ、もしかして秋お兄ちゃん!?」
「もしかしてじゃなくて俺だって!
いやー、また可愛くなったなぁ!!」
兄貴は柚葉を抱き締めた。
「あはは!お世辞上手だね秋お兄ちゃん!」
柚葉はニコニコ笑って上目遣いの状態で兄貴を見る。
すると一気に顔を赤くして、自分から抱き締めた癖にバッと離れた。
「秋お兄ちゃんどうかしたの?
何か変だよ?」
「いや…別に」
また更に赤くなる兄貴。
……マジで純情。
つーか絶対柚葉は気付いてない。