続High☆オタクダーリン~欲しいのはキミのだけ~
―――――――…
…そんなこんなで今日一日が終わり、
今はもう放課後。
何とかして、彼氏情報については阻止した。
さあて!
早く家に帰って、准が帰って来るのを待ってようかな!
そう思って席を立った時、
「柚葉!
今日一緒に帰らない!?」
今日一日中上機嫌だった愛華ちゃんが私のところへやって来た。
「うん。良いよ」
私はニコッと笑う。
准の学校は進学校だから終わるの遅いしね。
「じゃあ一緒に帰ろっ!」
にこやかに幸せそうに笑う愛華ちゃんに吊られて私も笑い、話しながら教室を後にした。