続High☆オタクダーリン~欲しいのはキミのだけ~
でも会いたくなったんだから仕方がない。
きっと准に会ったら、准は他人の振りをするかもしれない。
それでその後怒られるかもしれない。
…でも一度ぐらい良いじゃん。
そう思った時。
キーンコーンカーンコーン…
学校からチャイムが聞こえた。
やった!
これ多分、終わりのチャイムだよね!
少しだけ身を乗り出して、そぉっと校舎の方を見た。
その時。
ポンッ
「ヒャアァ!!」
誰かに肩を叩かれた。
私は吃驚してから、そぉっと振り向いた。